Le corps|ルコール
Le corps|ルコール
香炉の輪郭に身体を見る
Le corpsは、香炉の歴史のリサーチから発想した、身体をかたどった鉄製のお香立てです。
古代から現代にいたるまで、さまざまな香炉にみられる足に着目し、人や動物の身体を象徴するかたちの 意味性を辿りました。粗い鉄のテクスチャと重量が陰影を強調し、立ち上る煙はまるで身体から発 せられる生命の息吹のような感覚をもたらします。Le corpsは、伝統的・儀式的な香の所作を尊重 しながら、過去と現代の存在価値をつなげ、香りと人の関係性を紡ぎます。
【ご使用方法および注意事項】
- 上部穴(頭)と下部穴(おしり側)を同じ位置で被せると気流の関係でお香の火が消えます。上部穴と下部穴を逆側に被せてお香を焚いてください。
- お香は棒の溝と板の曲がりに引っ掛けて使用してください。
- お香に触れる際にはやけどに十分ご注意ください
- 汚れた際は軽く布で乾拭きしてください。
-汚れが落ちにくい場合は水で薄めた中性洗剤をたたくようにして拭き取り、その後乾拭きしてください。シンナーなどの溶剤はNGです。
-香炉内部にはススが必ず付着しますが、風合いの一部としてお楽しみください。
素材:スチール
重さ:996g
化粧箱サイズ:W212×h152×D70mm
Aura Enchantée香りを楽しむだけでなく、空間に彩りを 東京香堂と若林佛具製作所の共創によるお香立て 『Aura Enchantée(オーラ アンシャンテ)』お香は、その日の気分やシーンに合わせて香りを選び、リビングや寝室などの空間を豊かに彩ります。その香りがつくる特別な時間と空間を完成させるのが、お香を受け止める器の存在です。この器は、お香立てという道具に留まらず、空間を彩るオブジェとしての役割も果たします。お香を焚くための道具でありながら、美しいインテリアオブジェへと昇華するこのデザインは、お香を楽しむ人々の暮らしを豊かにし、新たな体験価値を提供したいという想いから生まれました。 |
Designer : 吉添 裕人 Hiroto Yoshizoe
Production : 株式会社ワイ・エス・エム
Photograph : ©️Noriaki Fukushima