incense 鋳造|Online showcase & Limited Sales
Online showcase & Limited Sales
incense 鋳造
Introduction

Our Story
YANAGIMOTO ×
TOKYO KODO ×
ALMOSTBLACK
はるか昔、大阪府・堺市では、人々の祈りを受け止める梵鐘※の鋳造(ちゅうぞう)を、河内鋳物師(かわちいもじ)たちが担っていました。株式会社YANAGIMOTOは、その技が受け継がれる地に1954年に創業。以来、社会インフラの心臓部で機能する鋳造品を供給し続けています。
そのおよそ20年前、1935年。東京では、寺院向けの線香の卸売業として株式会社なかほりが始まりました。その独自の技術をさらに探究し、伝統的なお香づくりの技術とフランスの調香技術を融合させたメゾン・インセンスブランドとして、東京香堂は生まれました。
古くから寺院は、仏に祈りを捧げ、心の拠り所となり、文化や芸術に触れる場でもありました。今回、どちらも寺院にルーツを持つ株式会社YANAGIMOTOと東京香堂を、ALMOSTBLACKが引き合わせたことから、このプロジェクトは始まりました。
素材となるのは、鋳物(いもの)を鋳造する際に生まれる廃材です。まるで仏教における輪廻転生のように、東京香堂の独自技術によって廃材から香りの成分を抽出。合成香料が発達する現代において、素材の循環を一つの日本的な価値観ととらえ、「鋳物」のお香〈incense 鋳造〉は生まれました。
※ 梵鐘(ぼんしょう):寺院で使われる大きな鐘。
鋳物を鋳造する際に生まれる廃材。ここから香りを抽出した
鋳型へと流し込まれる、溶解した金属。
その瞬間に立ち上がる炎、煙、そして火花…
YANAGIMOTOの重要な工程である「鋳込み(いこみ)」を含む、
鋳造の現場を、フォトグラファー 堺 亮太氏が記録しました。
撮影された写真は、それぞれ異なる5つのパッケージへと落とし込まれています。
大阪・堺にある、YANAGIMOTOの工場風景
鋳物を切断する「溶断」の工程
ステンレス製インペラ(羽根車)の外観
鋳物に使われる砂。役目を終えた後も、再生され循環していきます
溶解したステンレスを取鍋へと流し込む、鋳造工程の一場面
溶解した銅合金を鋳型に注ぐ様子。YANAGIMOTOのワークウエアは、ALMOSTBLACKのデザインによるもの
Photography by Ryota Sakai
Essence
素材の記憶を、香りへ
〈incense 鋳造〉のお香の色には、茶色から鼠色へと連なる、繊細な色の幅があります。
江戸時代、享保の改革以降、度重なる奢侈禁止令(しゃしきんしれい)によって華美な色や装いが制限されるなか、町人たちは茶や鼠色の微細な違いに美を見出しました。
それは、制限の中で生まれた美意識。
〈incense 鋳造〉もまた、制限の中で見出した色と香りです。
自然素材であるがゆえに、作るたびに変化する色と香り。
その時々の植物と金属の微細な配合の違いが、気配や陰影となり、素材の深淵なる記憶が色と香りとなって表に現れたかのようです。
まるで、私たちが生きるこの世界の「あわい」を映し出しているかのように。
Photography by TOKYO KODO
Product
incense 鋳造
鋳造の現場から生まれた香りの余韻をご体感ください。
5種類のパッケージから、お好きなデザインをお選びいただけます。


Product
お香立て ナガレ
「ナガレ」とは、溶解した金属を型に流したとき、あふれ、こぼれ、残されたもの。液体の痕跡を残した、有機的で一点ごとに異なる表情をもつ造形物です。
その「ナガレ」をそのままのかたちで、お香立てとして仕立てました。

素材:銅 or ステンレス
Credit
YANAGIMOTO
TOKYO KODO
ALMOSTBLACK
Handout & Package Design by Miyako Kojiyama
Photography by Ryota Sakai
Product
24/24 SAKAI
YANAGIMOTO が進める協創プロジェクトの一環として制作された写真集。
写真家・山谷佑介が、町工場や夜の街を歩きながら、そこで働き、生きる人々の日常を記録しました。
工場で働く人々の姿や街の断片、夜の風景を、コピー機で出力した独特の質感で収録。
普段は表に現れにくい“労働”という営みに目を向けた一冊です。

サイズ: 297×210mm ソフトカバー 116ページ
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