カカオ(チョコレートの木)の属名は、神々の食物を意味するギリシャ語に由来する。
古来よりカカオは、神聖な食べ物として扱われ、祭祀や特別な儀式において供物として使用されていたと云う。
その神秘的なエネルギーを持つカカオをinvisibleに香りで表現しました。
食べ物の味わいは、嗅覚によってより豊かになります。
また、記憶と密接に関係する嗅覚は、例えば特定の香りが昔の思い出を一瞬で思い起こさせたり、懐かしい感情を喚起したりすることがあります。
時代を経て、神秘的な要素を超え、液体・固形へと形を変えながら、子供から大人まで愛され続けている「チョコレート」。
それぞれの思い出の一場面を擬似的に体験するかのような香りの旅路へと誘います。
2023年10月に金沢21世紀美術館で開催された『チョコレート 至高の名を与えられしもの』展 で、エッセンスによる香りのinvisibleアート作品を発表しました。その一環として誕生したのが、作品に合わせて調香したインセンス「CACAO」です。
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